MD-1capa

ミクロサイズの試料をシンプル操作で高精度に測定。

各種ゴム試料、熱可塑性エラストマー、軟質プラスチックなどの薄物・小物試料用の硬さ測定機です。今までの硬度計では困難とされてきた《部品そのものの硬さ》測定を高い再現性で実現しました。

特徴

■測定時間

1回の測定時間が短時間で完了(最短約3秒)。

■試料測定

微小な自動車部品、電子回路部品、OA機器部品などのゴム部品を、従来のテストピースではなく、製品形状で測定可能。測定は《ピークホールド/タイマホールド/ノーマル》の3モード。

タイマホールドは1秒間隔、最大15秒まで設定可能。

■標準付属

EthernetまたはRS-232Cインターフェースでパソコンに接続可能。

測定用アプリケーションソフトも標準添付。

■タイプ

一般ゴム用のタイプAと軟質用のタイプCの2機種。

■操作スイッチ

  • MEASURE・・・測定動作を開始します。
  • PRINT・・・・・・・硬さデータをプリントアウトします。
  • RESET・・・・・・センサ部と表示部が測定開始前の状態に復帰します。
  • AUTO・・・・・・・自動プリントと自動リセットへの切換を行います。
  • MODE・・・・・・・ピークホールド、タイマホールド、ノーマルのモード切換を行います。

■測定用アプリケーションソフト ※標準付属

  • 測定開始、終了の操作。
  • ピーク値測定、タイマホールド値測定。
  • 硬さデータの減衰状態測定(100msec毎)。
  • 測定データはワンアクションでExcelに貼りつけ可能。
  • データ保存はCSV形式。

※通信方法などの一部情報は公開いたします。

※パソコンは付属しておりません(接続ケーブル標準付属)。

仕様

荷重方式
片持ち梁形板ばね
押針形状mm
タイプA・・・高さ0.50 φ0.16 円柱形
タイプC・・・高さ0.50 φ1.00 半球形
加圧脚寸法mm
タイプA・・・外径4.0 内径1.5
タイプC・・・外径9.0 内径2.0
スプリング荷重mN(g)
0ポイント
22(2.24)
100ポイント
332(33.85)
最小読取値
0.1ポイント
センサ降下速度制御
エアダンパ
高さ調整範囲mm
0~67mm(試料テーブルとセンサ加圧面の距離)
測定モード
  • ピークホールドモード(最大値読取の測定)
  • タイマホールドモード(最大値検出から設定時間経過後の測定)
  • ノーマルモード(通常の測定)
外部出力
Ethernet または RS-232Cインターフェース
プリンタ
データ印字機能、統計演算機能、上下限設定合否判定機能
電源
AC 100V~220V
重量kg
20
用途
Oリング/パッキング/ゴムシート/小物成型品/ロール/ベルト/ホース

外形寸法mm

外形寸法mm

オプション

Oリング治具

Oリングセット用のVブロックは以下の4種が標準で付属しています。

[対応可能な線径]
  • φ0.8~2.0mm
  • φ1.2~3.0mm
  • φ1.6~4.0mm
  • φ2.0~5.0mm